セントラル学園  決闘編3

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しばらくするとカプセル内の液体が排出され、カプセルが開いた。 「とりあえず休憩室にあった、このタオルで隠してあげてくれ」 孝一郎は休憩室のタオルを取ってきて、マルコに渡した。 マルコ「ありがとうございます。残るはここの抹消ですね」 「よっしゃ!それならこれでどうだ!!スーパー具現化!!」 ピピッッピッッピッッピピピピピピ! 研究所のありとあらゆる場所にC4(プラスチック爆弾)が設置された。 真「ちょっ!!あぶねぇだろ!!」 セレス「退路にまで仕掛けてどうすんのよ!」 「あとちょっとでがんじがらめで逃げ場無しですよー」 真・セレス「琥珀やってる場合じゃねぇよ(ないわよ)!!」 「そんなに焦るなよ。これは俺の神力だから誤爆とかしないっつの。さっさと脱出しようぜ」 真「先に言えよ。マジでビビったぜ」 研究所から魔法陣で脱出した後、研究所を爆発した。研究所は大分地下にあったようで、地上に影響はなかった。 「そう言えばマルコさんが言ってた戦力って誰だったんですか?」 マルコ「ガイルですよ。彼はこういう無害で終える仕事が得意ですからね」 真「確かに凄いな。ここで大量のデストロイと戦ったなんて思えないな」 セレス「流石は13機関のメンバーね。それよりこの子はどうするの?」 マルコ「気がつくまで寝かせておいてあげる訳ですが、僕は教師なので生徒を泊めるわけにはいきません」 「セレスでいいんじゃないのか?女の子だし」 セレス「嫌よ。私は一人が好きなの。アンタの部屋でいいじゃない。もし暴走してもどうにかしてくれそうだし」 真「だな。孝一、頼んだぜ」 「ちょっと待てぃ!!俺とエルちゃんの一時を邪魔するものは許さんぞ!真一の部屋でいいじゃん。その子可愛いし」 真「俺も一人がいいんだよ。面倒なことは勘弁してくれ」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 3人の戦気がぶつかり合い、今にも戦い出しそうな雰囲気を醸し出している。
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