セントラル学園  決闘編3

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【セレス回想】 セレスは真っ白な空間に立っていた。 そこには孝一郎が3人立っていて、グー、チョキ、パーをだしていた。 3人の孝一郎はセレスの回りをグルグルとゆっくり回っている。 セレス「くっ!」 セレスはチョキを出すが、グーを出している孝一郎が目の前に現れる。 セレス「ううっ」 セレスがグーを出すと、パーの孝一郎が目の前に現れる。 次の瞬間、3人だった孝一郎が、光と共に一つになり、背中を向けている。 そして孝一郎はふり返りながら、ものすごいドヤ顔で【グーチョキパー】を出していた。 セレス「うわあぁぁーーー」 何を出しても勝てないと知ったセレスは絶望した。 【セレス回想end】 セレス「小ざかしい真似を!!」 真「卑怯者!!」 セレス「これで終わりよ!!」 セレスは右腕にもの凄い魔力を溜めている。 真「同士に核を使うのですか!?」 腕にしがみつく真一をセレスは払った。その間に孝一郎はマルコの後ろに隠れていた。 セレス「出てきなさい!!」 「やかましい!!」 セレス「ってふざけた真似してんじゃないわよ!!」 「あんぎゃああぁぁーー!!」 伝説の技を使った孝一郎は、高速で真横に来たセレスにボコボコにされた。 マルコ「それでは反則負けの孝一郎君が面倒を見るようにお願いしますね」 「勝利を確信してたんだがねー。というか痛いだろ!セレス!もっと手加減しろよ!」 セレス「アンタが余計なことするからでしょうが」 真「そうそう。デイビー・クロケット(戦術核兵器)使われなかっただけ感謝しろよww」 「ですねwwまぁ意識が戻るまでだし、いっか」 マルコ「それでは宜しくお願いします」 マルコは孝一郎にエルフを預ると、早々と去っていった。 「俺達も帰るか。この子に関しては、明日話し合おうぜ」 真「だな。明日には目覚めてるだろうし」 セレス「それじゃあまた明日ね」 そうして孝一郎達は、詳しい明日話し合うことにして、解散していった。
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