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翌日の朝。
エル「こーちゃん!起きてください!!大変です!!」
「んあ?どうしたんだぃ?えるちゃん」
エル「エルフの子が目覚めました!」
「おお!じゃあさっさと準備するから、ちょっと待っててくれ!」
孝一郎は急いで準備をして、エルフの少女を寝かせている部屋へと急いだ。
エルフ「いけない。このままじゃ・・・。急いで戻らないと・・・」
「おーい。大丈夫か?」
エルフ「えっ?嫌ぁー!!変態!!」
「痛い!!・・・」
エルフの少女は目の前に現れた孝一郎にビンタをお見舞いしていた。
エル「何てことするんですか!!こーちゃんは貴女のことを助けてあげたんですよ!!」
エルフ「あっ。そうか、私は・・・。ごめんなさい。ビックリしてつい」
「つい・・ね。別にいいさ。それじゃ」
孝一郎は、寝起き・心配したのにビンタで若干キレていたので、早々に部屋を出ていった。
エル「こーちゃん。・・・とりあえず朝食を作っていますので、食べてくださいね」
そう言ってエルも部屋を出ていった。
その後、エルが用意した朝食を3人で食べ始めた。
エルフ「その、さっきは本当にごめんなさい。いきなりだったから・・」
「ん?別に気にしてないさ。朝一だったんで俺も気が立ってただけだから、気にすんなよ。それより、エルちゃんがせっかく用意してくれてるんだから食べなよ」
エルフ「はい。いただきます。・・・美味しい」
エル「それは何よりです。おかわりもありますから、遠慮しないでくださいね」
そして、朝食が終わった頃に扉がノックされた。
真「おーい、孝一!エルちゃんとイチャついてないで起きろー!」
「真一か。部屋に入りたければ合言葉を言え!『母さんは何処だ!?』」
真「『泣いてねぇよ!!』」
「どうやら本物だな。入れ」
真「というかお前の合言葉は、合言葉というよりネタ言葉だろwwって起きてたのか。暴走はしてないみたいだし、成功してたみたいだな」
「真一も来たことだし、学園長室に行くか。君も・・・ってまだ名前も聞いてなかったなw俺は2-Sの黒澤孝一郎。こっちは俺の婚約者のエルちゃん」
エル「エルです。宜しくお願いしますね」
真「んで俺が同じ2-Sの広瀬真一だ。宜しくな」
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