構ってDarling(無形)

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なんやねん…あ、どうも井上です。 只今楽屋で待機中。 ちょっと寝て起きてみたら、目の前では相方兼彼氏が可愛い可愛い川島と会話中でして…なんというか機嫌いいのかいつもよりニコニコ…なんか腹立つ! なんやねん、さっき俺と居るときは携帯ばっか弄って話も聞いてくれへんかったくせに! 何がしたいん? あ…やばっ…泣きそうかも。 気付かれたくないから寝たふりしてたら川島が楽屋から出たみたいやな…。 「井上さんー…?さっき見てたやろ、どうかしたんか?」 「何でもないわ…眠いねん…寝かせろや。」 嘘。 眠くなんてないし構ってほしい。 でも言えへんもん。 「ばかやなー井上さんは。僕には井上さんしかいませんよ。愛してるのは井上さんだけですから。」 抱き締めへんといて 泣きそうや! 「石田ー…好き、大好き…離れないで?」 「当たり前やろ。離せって言われても離しません。ずっと守るから…。」 嗚呼そうか… この温もりが欲しかったんや。 「いしっち…好き好き大好き!」 「負けへん位俺も好きや!」 素直が一番! (構ってMydarling!) 終わり
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