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「と、ゆーわけなのだよ」 とあたしが言うと、 「なにが『と、ゆーわけ』なのだ」 と奴が言う。 頃合いは、食事を終えて片付けもして、ぼんにゅいと時間をつぶしている時間。 さいきん、奴が風呂→セックス派であたしはセックス→風呂派であることがあきらかとなり、 ヤル気があるんならこれからひと悶着おきよーか、という頃合いなんであった。 で、 問題が理解できていないようなこの暫定的マイスイートハートに、 「つまりだな、ケータイ小説ではケータイか、せめてパソで打ち込むわけ。それでどーやってペンだこをつくりうるのか?がこの問題の焦点であるのだよチミ、」 とあたしは解説する。
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