進藤秋穂

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そっと部屋を抜け出して弟を探す 簡単だ 腐った血の臭いを目指せばいい 堕ちていく人間の血は、ひどい臭いがする あー気持ち悪い 玲菜「・・・ここかな」 ドアの隙間から漏れてくる悪臭 引き返したいw 玲菜「おじゃましまーす・・」 静かにドアを押して中にはいる 部屋を見渡すと、中央に座って私を睨みつける目とぶつかった 玲菜「えーっと・・名前、なんていうの?」 「・・・」 しまった。なんて切り出せばいいんだ 「夏樹」 玲菜「え?」 「・・・」 名前、だよね今の 意外といい子じゃんw 玲菜「えと、私は玲菜。よろしく夏樹くん」 夏樹「・・・何しに来た」 玲菜「あんたを捕まえにーってとこかな」 「・・・」 直球過ぎたか?
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