五刻「灰雛と小さなオルゴール」
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その小さな女の子は非常によく笑う。両親もいままでの自分たちの言い合いを恥じるように目を合わせて、女の子に笑いかける。 彼女の、本物だけど無理をした偽物の笑顔に応えて…………。全てを悟った表情を、悲しみを飲み込むように笑顔で。 私にはわかってしまう、その彼女の笑顔の違い。身近で経験した違い……。 確かに兄には本当に笑いかけている……でも。 (何故私に心からの笑顔を向けた……)
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