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とりあえず俺達は地元に着いたあと、誠治の家へと向かった
誠治「本間あいつらふざけやがって」
俺「まだ暴れ足りひんのんか?」
誠治「まぁな」
と誠治が言った後、ニヤリと笑っていた顔が疲れた顔へと変わり続けざまに俺達に向かって言った
誠治「なぁ。シート代えるから手伝って」
良介「そんなもん一人ですぐできるやん!」
誠治「俺なぁ…疲れた」
俺「そらぁあの後全員から金盗ってたからやろ?」
そう。あの後気絶していたり、倒れてうずくまっている者達から誠治は弁償や!と言いながら金を財布ごと拝借(はいしゃく)…
否、強制的にまきあげたのだった
良介「本間にひどいやっちゃで」
誠治「阿保か!あいつらが元々悪いんやんけ!しかも慰謝料込みにしたら足らんわ」
誠治の言葉に呆れた表情をしていた良介だったが次の誠治の言葉で表情がガラリと変わった
誠治「まぁこの金でお前等に明日奢ったるわ」
この言葉である
良介「マジで?!よっしゃぁ」
良介の変わり様に健と誠治は思わず声を出して笑った
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