夢と声

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??ページより  布団の中で、少しだけ声を押し殺して泣いた。  独りはもう嫌だ、さみしい。  あたたかくて、心の安らぐ家族が、  欲しい。 ??ページより 「愛、あんた身体、無理しないようにね。もう、あんた1人だけの身体じゃないんだから」  何でだ? 「へ? ああ、司がいるもんね、わかったよ真子」 「この、大馬鹿者。 まだわからないの?あんたはもう1人じゃなくてね、司君と3人になったのよ」 「ハィィ?」 ??ページより 「今日から、俺たち夫婦だよ。歳とって死ぬまで何があってもずっと一緒だからね」  力強い抱擁だ。  司の思いの強さや熱さが、私の身体に伝わって来る。 「もう独りで待つのはイヤよ。ちゃんと一緒にいてね」 「わかってる、約束だ」  朝日を見ながら家に帰る。  温かいご飯とお味噌汁で朝食をとり、元気いっぱいに結婚式へ向かいます!! ??ページより  また、気が遠退いてきた。 「旦那さんどいて。オペ室移動します」  みんな、元気でね。  私はとても幸せだったよ。  ありがとう。  あちら側で酒でも飲みながら、のんびりと待ってるね…  後は、本編を見てくださいね!!
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