ちょっと勇者倒して来る

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… デクザ「ところで勇者の見極めとか言ってたな、具体的になにすんだ?」 ゼル「簡単さ、俺達が暴れ回り、勇者をおびき寄せ、民衆を俺達から守ろうとすればそいつは最低ライン合格勇者、民衆の為に命を掛けられれば見所有りの勇者、逃げる、命乞いをする、民衆を盾にする勇者共は、ダメな奴だ…そう言うのが居たらコレを使え」 スッ デクザ「何だコレ?」 ゼル「人に悪夢を見せられる光線銃だ、発砲者以外の半径10m以内に居る者を眠らせ、悪夢を見せられる優れ物さ」 デクザ「…なんか前にツクリがこんなもん作ってたな…」 ゼル「流石の君も地元で暴れ回るのは少々気が引けるだろうから、違う国に連れて行ってあげるよ…沼の国とかどうだね?」 デクザ「沼の国?…確か何年か前は大魔王レギンとかが其処に居たな…」 ゼル「そうだ、君達がレギンを始末してからというモノ、勇者連盟は早々と沼の国に勇者を派遣し、沼の国を連盟管理下に置く事に成功した、手が早いねーホント」 デクザ「勇者共が#誰の手柄だと思ってやがるんだ#そこに決定だ!#」 ゼル「じゃ、空間移動で」 デクザ「必要ねえ!#俺だってそん位出来らあ!ナメんな!#」 ゼル「ククク…そうかい…」 パチン… フッ デクザ(小声)「…指鳴らして空間移動…ちっとだけカッコいいじゃねえか…真似するかな…」 ピチ…ピヂ… デクザ「鳴んねえ#ケッ!!#」 ギュオオオ…
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