プロローグ

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俺は低い身分。 友である“王の子”とは、比べようもない差だ。 唯、友だと言うだけで選ばれた俺。 生まれ落ちた時から、皆から忌み嫌われている俺。 『王の子よりも力があるから』 『一番、謀反を起こしやすいから』 そんな理由で、だ。 俺が、たった一人の“友”で“主人”な彼を、裏切る筈がないのに……
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