プロローグ

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機械へ入れたのは、僅か数人。 国が滅ぶ前に作れたのは、数名分の機械だけ。 “王の子”と“俺”と“まだ若い部類に入る数人”。 俺以外は目覚めた時、新たに国を再建する為に選ばれた人達。 だからまだ若い数名が選ばれた。 因みに女は一人。 王の子の許嫁だけ。 その俺達より年上の彼女は、いつも俺を見下す眼で見ていた。 言葉を交わした事すらない。 まぁ、喋りたいとも思わないけど…… 後の人達も良く知らない。 俺は王の子以外の奴と親しくはしていないからな。
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