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巨大なトレーラーが横になり入り口をふさぐ様に停車した
「なんだ?」
しかしマフィアと日本人は大して驚きはしなかった
裏の世界…
そこで生きていればこのような妨害など多々あることである
トレーラーの扉がゆっくりと開き、一人の男がトレーラーから降りてきた
20名ほどの男たちが銃を構える
男は周りを見渡し、銃を向けられているにも関わらず笑みを浮かべる
「悪いなぁ…ここは通行止めだ」
男は2メートル近くある身長とがっちりとした身体つきをしていた
そして、紅く鋭い眼光を向ける
そして、その手には巨大な漆黒の鎌を持っていた
「政府の者…ではなさそうだな」
マフィアのボスがつぶやく
「なら…他の何者かが…我等のブツを横取りしにきたのか?」
日本人も笑みを浮かべながら答える
このような修羅場は幾度と無く潜り抜けてきたゆえの自信だったのであろう
あせることもなく、悠然と構えていた
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