序章

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大学合格の報せを受けて、高校の時からの友達がお祝いの会を開いてくれた。 といっても二人だけど。 「お前大丈夫かぁ?周りはみんな十代だろ?おばさんがギャルについていけんの?」 24歳で大学生になる私を心配してくれてるのは、杉原誠。 「大丈夫、大丈夫。アキ童顔だし、遠くから見たら18に見えなくもない」 と、よくわからないフォローをいれたのは大崎菜々。 二人とも、人付き合いが苦手な私の数少ない友達だ。
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