始まり

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ライ「ふぅ やっと学校が終わったぁ………」 しっかしホントに疲れるよなぁ カイル「ライ さっさと帰ろーぜ」 ライ「そうだね 帰りますか」 ここは魔法学校『クレイスト』 自分で言うのもなんだがまぁ ランクの高い学校だとおもう だが サイ「私よりも早く帰ろうだなんて 庶民の癖に さぁ 私の代わりに仕事をしたまえ このサイ・マエストロの仕事ができるのだ 光栄におもいたまえ」 そう このような人がいるからだ このサイ・マエストロはマエストロ家の人間 いわば貴族 この学校には貴族がいるのだ まぁ いて普通かもしれないが カイル「おぃ!! なんだよ 自分の雑務を押し付けて!!」 サイ「おやおや 元気がいいですね~ カイル君?」 ライ「カイル 落ち着いて? 別に大丈夫だから 先に帰ってて?」 カイル「でも……」 サイ「ほら ライ君も言ってるじゃないですか じゃ 頼みましたよ ライ・クリンヒィード君?」 ライ「はい 分かりました」
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