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ついさっきまでは機嫌良く話していた上官だが、今は顔を真っ赤にしてドシドシとユウトに詰め寄る。
どうやら相当ご立腹の様子、しかも怒りの矛先はユウト単品に絞られているようだ。
なんで俺ばっかりと言いたげにユウトはメイスへ助けを求めるアイサインを送るが、
ご愁傷様とメイスは小さく呟くと、他人のフリを決め込む。
「おぉぉい!オレが話している最中にぃぃ、私語を慎まんとはいい度胸だぁぁぁぁ!!」
そう言うと上官は、ユウトの胸ぐらを服が大きく乱れる程強くネジ上げた。
汚い顔面が近づいた事により、ユウトは軽くリバースしそうになる。
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