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「え、いやキレたのそこぉ!?せめてお母さんのくだりでキレて?物語の主人公的に、お願いだから!!」
メイスの必死のツッコミを他所に、ユウトはひたすらにゴミを踏みつける。
ゴミが何か喋ろうとするたびに、その顔面に足を振り落とした。
「や、やめボグハッ!!」
「おい、お前は一番言っちゃーいけない事を言っちまったな。」
残酷に唇を引き攣らせながら顔面に乗せた右足をグリグリと押し付ける。
すでにゴミの顔は無残にも原型を失っていた。まあ、元々見るに堪えない顔ではあったのだが
顔全体の骨はおそらく複雑骨折。そのゴミが上官であるということを、
まったくもって気にしない無慈悲な蹴りは、人間の急所へと的確に吸い込まれていく。
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