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その頃、闇狼は森を走っていた
闇【確か、ここら一帯奥州だよな?
なんだっけ、独眼竜伊達政宗だっけ?
そいつのとこに行くか…】
闇狼は奥州筆頭伊達政宗がいる城を目指した
――――――――――――――――――――――
案外近かったらしくすぐに城まで来れた
城を囲っている塀を楽々飛び越え、城内に侵入
闇【さて、これからどうやって連れて行こう】
そんなことを考えていたら警備をしていた兵士に見つかった
兵「!!!!狼が出たぞぉー!!」
この声を聞きつけて、
兵士たちがわらわらと集まってきた
兵1「デカくねぇか?」
兵2「こいつが親玉じゃねえのか?」
兵3「なら、片倉様呼んだ方がよくねぇか?」
兵2「よし、呼んでくるな!!」
1人の兵士が城の方に駆けていった
――――――――――――――――――――――
勢いよく大広間の襖が開いた
兵2「片倉様ー!!狼が出ました!」
片「本当か!?」
兵2「えぇ、どうやら、ついに親玉が現れました」
片「政宗様、小十郎行って参ります。」
政「wait!俺も行くぜ」
片「!?な、なりません!!危のうございます!!」
政「AH~そんなん平気だろ」
片「はぁ~、言っても無駄ですな…」
そして、2人は闇狼がいる元へ急いだ
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