決意と想い…

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小十郎が部屋に来たので、命は語り出した 命「まず、お二人は『鏡幻郷』って知っていますか?」 片「あぁ確か、幻の里。 その里の者には、特殊な能力があるって聞いたことがある…。」 命「その通りです。 私はその鏡幻郷の里長でした。」 政「reary!?」 命「????」 突然の南蛮語に首を傾げた 政「本当かって聞いたんだ」 命「えぇ、本当ですよ。 で、私には双子の弟の真がいまして………」 布団の上に置かれた手を命は力の限り握っていて、小刻みに震えていた… 命「その真が…… 里を裏切ったんです… 里の者に手を掛けて、里を滅ぼした……。 挙げ句の果てに… 私にまで、刃を向けた… そして…、 第六天魔王、織田信長に手を貸した…。」 政片「なんだって!!?」 2人は驚きの表情を浮かべた 命「真は…織田と手を組んで…… この平和を壊すって… このつまらない世界を終わりにするって… そんな考え間違ってる… だから…私は…何があっても、真を止める! 例え、この身が果てようとも… 絶対に、真を止めてやる!!」 *
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