決意と想い…

4/6
前へ
/62ページ
次へ
後半はもう、怒りを露わにしていた… 怒りに身を任せていた所為で、手に爪が食い込んで血が流れていた それに気づいた政宗が 政「もう、いい。分かったから、手の力抜きな。」 その言葉で、命は自分の手から血が出ていたことに気づいた 命「あっ…」 政「girlが無闇に血を流しちゃいけねぇよ」 どこからか、包帯を出して命の手に捲いた 命「あ、ありがとうございます。」 ぺこりとお辞儀をした 政「あぁ、それより命、 アンタさっき弟を止めるためなら、 自分の身が果てようと構わねぇーって言ったよな?」 命「えぇ、言いました。 真を止めるためなら、この命惜しくありません。」 政宗の目を見つめながら言った 政「そんだけ、覚悟があんなら、俺たちと一緒に戦わないか? 俺たちは、魔王のオッサンに用がある。アンタの弟は恐らく、オッサンの傍にいるだろう」
/62ページ

最初のコメントを投稿しよう!

106人が本棚に入れています
本棚に追加