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後半はもう、怒りを露わにしていた…
怒りに身を任せていた所為で、手に爪が食い込んで血が流れていた
それに気づいた政宗が
政「もう、いい。分かったから、手の力抜きな。」
その言葉で、命は自分の手から血が出ていたことに気づいた
命「あっ…」
政「girlが無闇に血を流しちゃいけねぇよ」
どこからか、包帯を出して命の手に捲いた
命「あ、ありがとうございます。」
ぺこりとお辞儀をした
政「あぁ、それより命、
アンタさっき弟を止めるためなら、
自分の身が果てようと構わねぇーって言ったよな?」
命「えぇ、言いました。
真を止めるためなら、この命惜しくありません。」
政宗の目を見つめながら言った
政「そんだけ、覚悟があんなら、俺たちと一緒に戦わないか?
俺たちは、魔王のオッサンに用がある。アンタの弟は恐らく、オッサンの傍にいるだろう」
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