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命「もうこんな時間か…」
太陽が傾き空を茜色に染めていた
命は立ち上がり横に置いてあった黒雲と白雲の肩掛けようの紐を肩に掛けた
命「じゃあ、見回りしてくるね」
真「見回りじゃなくて、散歩でしょ?」
命「あは、バレた?
じゃあ、あとよろしく~」
命は外へと駆けだした
命の背中を睨むように見つめていた真がいるとも知らずに…
真「精々、楽しんできな…」
真は、自分の傍にあった太刀を持ちどこかへ出て行った
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