裏切りは突然に…

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真「命、俺はこれから信長様と一緒に天下を取るんだ。 だから、目障りなこの里を消して貰ったんだ。 命。一緒に信長様の傍で天下を取らない?」 命「……よ……嫌よ!! 平和がつまらないなんて考え間違ってる!! 戦乱なんて、絶対に嫌よ!! 戦で、どれだけの命が消えていくと思っているの? 消えた魂は帰ってこないんだよ!? 命の輝きを何だと思っているの!? 父様に教えてこられたでしょ!? 命は一つしかない、 だから、他人が簡単に奪って良いものじゃないって!!」 真「残念だよ。 光秀様、やりたいのならどうぞ」 濃「駄目よ、光秀にやらせるとあとあと大変だから私が行くわ」 そういって、濃姫は足に着けていた銃を2丁出し構え撃った 命「くそっ」 後ろに飛び避けた そして、黒雲と白雲を抜いて構えた 濃「なかなか、やりますね」 命「真!その考え叩き直してあげる!!」 命は濃姫の銃撃なんか気にせず、真に迫った カキィーン 金属が激しくぶつかり合った 真「こうやるの久々だね。」 命「そうだね。」 また、激しくぶつかりあった 命は真から距離を取った 命「真の考えは間違ってる!!」 命は、黒雲を自分の影に突き刺したすると、影から黒い霧のような物が出てきた それは徐々にしっかりとしたものに変わった 霧から現れた物は大狼だった 命「闇狼(アンロウ)行くよ!」 闇狼と呼ばれた大狼と命は真に迫った だが、 濃「私を無視するんじゃないよ!!」 先程から無視されまくりで、ついに痺れを切らした濃姫が命に向かって連射した *
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