裏切りは突然に…

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パーン!パーン!パーン!パーン! 命はすかさず方向を変え、回避した だが、 真「敵に背を向けたら駄目じゃん」 命「はっ!!しまっ」 ズシャ 命「うっ!!!」 背中を斬られた その隙をついて 濃「さようなら」 パーン!パーン!パーン!パーン! 命「くそっ」 命は濃姫が打ち出す少し前に刀を振った すると、暴風が命のまわりに渦巻いた それにより弾の軌道をズラした 命「グハッ」 弾の軌道は反れたが、 右の腿と左脇腹を貫通していた 血がだらだらと流れ、足元に血溜まりが出来ていた 命「…ハァハァ…」 命は刀を支えにしてやっと立っている感じだ 命(くそっ…もう目が見えなくなってきた…) 命の視界がだんだん暗くなっていっていた 闇狼が心配して、命の隣まで来た そのことに、気づいた命は 闇狼の背中を撫でて 命「一旦退くよ!!」 言うと同時に闇狼の背に飛び乗り 森を目指し駆けだした 濃「くそ、逃がさないよ」 銃を構える 後ろから声が聞こえた命は、 命「しつこいんだよ 我求めるは絶壁の壁!」 命は後ろに向き、手を下から上へ払った すると ズズズー 突如、命と濃姫の間に岩壁が現れ、銃撃は無駄になった 濃「くっ、逃したか…」 真「でも、あれだけ深手を負わせられたし大丈夫でしょう。 力もかなり使ったようだから、暫く目は使えないでしょう」 蘭「もう、帰ろうよ」 蘭丸の一言によって、 4人はその場を去った *
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