#1 Prologue

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くだらない…友達なんて。俺にはたしかに勉強だけで充分だ。 西「ん…?」 下駄箱で靴を履き替え、外へ出るとカランという音がした。見てみると水道の近くにあったバケツが倒れていた。 野良猫か何かが入り込んだのだろうか? そう思いながらもとくに気にすることなく、バケツを元に戻して歩き出そうとしたその時…。 西「うわっ!?」 いきなり前に引っ張られるような感覚に陥った。その衝撃で思わずよろけて転びそうになるも体制を立て直す。 西「な、なんだよ…」 今のは?と独り言のように言いかけてあることに気付く。
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