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ここはどこかの海底。
光が差し込まない、漆黒の闇に包まれた暗黒の世界。
そう、まるで宇宙の様に暗い場所。
「感じたか?恐らく鍵が解放されたのだろう、あの門の事だ。何か面白い物を用意しているに違いない。」
「はい、我が王よ。
我々が世界を手に入れるまでの余興かと思います。
まぁ、もっとも門自身は戦う気は無いと見えますが。」
「してヒュドラよ。
何故、我々が人類の言葉を話しているのだ?」
「それはですね、この小説の作者が邪神語(人間には聞き取れない冒涜的な言語)だと読者が発狂してしまったり、置いてきぼりを食らって話が進まない為の配慮だと言っています。」
「なるほど。
だが、我々だって人間の言葉を話せるとはな。
思ってもみなかったぞ。」
「はい、その通りでございます。
我が主、クトゥルフ様。」
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