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また、ある星の図書館にて。
「では坊ちゃま、私があの憎きタコ入道を刺身にしてきて差し上げます。」
「いや、良いよ。
多分今のイタカじゃ、アイツの手足をもぎ取るので精一杯だと思うし。
あと、今はあの姿じゃないんだから、坊ちゃまは止めろよ。」
「私、悲しいですわ。
愛すべき坊ちゃまに信用されていないなんて。
こうなったらあのタコ入道に自爆特攻かけるしか道はありません。」
「そう早まらないでよ。
信用してないんじゃなくてイタカが僕の傍から居なくなるのが嫌なんだよ。
それに仲間はイタカだけじゃないないんだよ、バイアクヘーだっているじゃないか。」
「嬉しい御言葉ですが、私は坊ちゃまとキャッキャッウフフしたいんです、二人っきりで!!!
私の愛に、CEROは関係ありません!!!」
「そんな迷言、今速攻で作んないでよ。
しかも、前半の文章聞いてるだけで鳥肌が立ったよ。」
「迷言ではありません、心の教訓ですわ坊ちゃま。」
「誇らしげに言う事じゃないと思うんだけど。
そんなこんな話してる間にバイアクヘーが戻ってきたみたいだ。」
「五月蝿いですわね。」
「うん、でも羽音で帰ってきたのが分かるのは良いよね。」
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