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怖えェェェェ!!
飯食ってる最中終始無言、聞こえてくる音は箸が茶碗や皿に当たる音と、味噌汁をすする音だけ!!
気まずい!…気まずすぎる!
何とか会話をして、少しでもこのトゲトゲした空気を和ませないと。
俺の頭では終始、デンジャーコールが鳴り響いている。
「この味噌旨いよな、白味噌だろ?」
「どう見たって赤味噌だけど?」
ギャァァァァ!!!
ミスった、しくった、ドジッた!!!
こうなっちまったら何もかもお終いだ、何も言えねぇ。
「ごちそうさま、じゃ、先行くから。」
遥は、怒りが極限を通り越したのか、もうすでに顔からは怒りの色が無くなっていた。
変わりに、白い殺気を解き放っている。
扉を壊れんばかりの力で開けて、遥は家を出て行った。
「遥さん、マジパネェす。」
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