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静寂が辺りを包む中、俺、九十九大地は誰も居なくなった食卓で寂しく朝食をとっていた。
フッ……我ながら最高の朝だな、差し込む太陽光、耳を済ませば小鳥達のさえずりが聞こえてくる。
何て清々しい朝なんだ。
ってんな訳あるかァァァァァ!!!
カッコつけて気にしてないフリしても無駄なだけだ、俺もさっさと学校に行くとするか。
爽やかな朝と、超絶不機嫌な幼なじみが相対的な今日この頃です。
色々とカオスだ。
大きな欠伸を一回すると、ちょっとだけ気分がマシになった。
これで遥の誤解が解ければ一番良いんだが。
悩んでもしょうがないか、俺も遅刻しないようそろそろ行くとすっか。
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