あの丘

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悠翔ストーリー 高2.城詰悠翔 学校がだるい。 だるすぎる。 夜空を見上げると いつも思い出す。 "風間咲羅"のこと 俺はいつもいつも 大切な物を逃してばっかりだ あのときも…中2の時だった ―――――――――― 茂「てめぇ顔貸せよ…」 茂時は学年でかっこいい方 街につれてかれて 道端でフルボッコ。 抵抗できない自分に 虚しさを感じていた その時 ?「なにやってんの、あんたら!男として恥ずかしくない訳?」 中学生くらいの女子が 怒ってこっちに来た 茂時は怯えたように 逃げていった ?「平気?」 悠「女に助けられちまった」 そいつが 風間咲羅 悠「ありがとな…ごめん」 咲羅は あったかくて優しくて 今までにあったことの ないような人だった この時俺は もう恋をしていたんだ 咲羅に 咲「ううん、怪我ない?」 咲羅の優しさに 涙が出てきそうだった 立ち上がると フラフラしてしまった 悠「ありがと…名前は…?」 咲「風間咲羅!」 悠「咲羅‥か!ありがとう、忘れない。じゃあな」 俺は走った このままじゃ 咲羅を忘れられなく なっちゃう気がして
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