あの丘

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気づくと病院にいた 廊下から声が聞こえる 母「心臓病…?」 お母さんが すすり泣いているのがわかった 私死ななかったんだ… 夢を見ました 中2の時の 私が部活の帰り 道で喧嘩を してる人たちがいました そこに茂時もいた 1人を五人がかりで 私は見ていられず叫びました 咲「なにやってんの、あんたら!男として恥ずかしくない訳?」 キレると茂時が私に気づいて 茂「…にっにげるぞ!」 茂時は走り去っていった その場でしゃがみこんでいる 男子に問いかけた 咲「平気?」 ?「女に助けられちまった」 そいつの名前は 城詰悠翔 シロツメユウト 悠「ありがとな…ごめん」 悠翔は寂しそうな顔をした 咲「ううん、怪我ない?」 私が微笑むと 悠翔はありがと…といいながら フラフラと立ち上がった 悠「名前は…?」 咲「風間咲羅!」 悠「咲羅‥か!ありがとう、忘れない。じゃあな」 悠翔は走っていった 少し寂しくなった
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