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廉と好実が付き合い始めて2日目
「好実、会議室に2人分のコーヒーを運んでくれ」
廉は会議室に向かいながら言った
「わかりました」
廉は会議中だ
「なんか部長、お前の名前呼ぶときだけ優しくね?」
秋人は頬杖をつきながら言った
「そうかな?」
「部長、お前に気があると思う」
仲がいい秋人にも廉との関係もあの日にあったことも話していない
話しても信じてもらえないような気がしているから
好実は苦笑いをしてコーヒーを会議室に運んだ
トントン
扉を叩くと
「入れ」
廉が答えた
「失礼します」
扉を開けて入ると廉と中年の男の人がいた
どこかで見たことがあるような気がしたけれど思い出せない
好実はコーヒーを置き一礼をして会議室を出た
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