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「そんなことしたらこの会社は倒産し、お前も働く所がなくるぞ」
「別に構いませんよ。親父の会社で働きますから」
廉は扉から手をはな少したち扉が閉まった
社長は血の気の引いた顔をしたまま下へ降りていった
廉は後ろで小刻みに震えている好実を優しく抱き締めた
「すまんな、遅くなって」
好実は首を振った
すると廉は好実を持上げ抱っこした
少し困った顔をしている好実に気づいた廉は優しいけれど何処か怒ったような声で言った
「ムカつくんだよ…他の男に簡単に触らせんな」
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