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頭をフル回転させて好実はやっと理解した
「…なんで、いきなりあんなことするんですか?」
泣きそうな好実を見下ろして廉はまた少し不気味に笑った
「お前はなんでだと思う?」
「…わかりません」
分かるわけないじゃない、と内心思った
「キスするなら理由は1つだろ」
と、言って廉は好実を抱き締める
「…え?」
また急なことに目を見開いた
「俺はお前が好きだ」
廉は甘い声で好実の耳に囁く
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