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好実は頬を真っ赤に染めた
「…部長が私を?なにかの冗談ですよね?」
「冗談じゃねぇよ。本気だ」
好実は動揺した
真面目な顔で冗談を言われてしまったからどう反応したらいいかわからない
廉は好実から離れ好実の頬に右手を当てじっと見つめた
「…部長?」
「好実、お前俺と付き合え」
「え!?…嫌ですよ」
そんな好実の答えに廉は少し眉間にシワを寄せた
「付き合ってる奴いんのか?」
好実は首を横に振った
「…いませんけど」
「ならいいだろ。付き合え」
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