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夏希「ちっ、遅刻しちゃう;」
夏希は、夏休み明けの登校日とあって慣れないせいか遅刻ギリギリの時間だった。
やっとの思いで、校門をくぐる。
キーンコーンカーンコーン
その時、チャイムがなった。
(うわっ最悪だよ~)
とりあえず走って教室に行く。
静か過ぎる廊下に夏希の足音だけが響く。
教室の前にたどり着く。なるべく静かに教室に入ろうと、中を覗いてみるが、どうやら先生は来ていないみたい。
(ラッキー!!)
教室に入ると、みんながこっちを見たがすぐに自分たちのおしゃべりに戻った。
それと同時に親友の真奈が話し掛けてきた。
真奈「ちょっと、最初から遅刻なんてしないでよ。」
と笑いながら話す。
紹介しとくと、この子は
本名 片野 真奈(カタノ マナ)
夏希とは小学校の頃からの親友で、成績優秀かつ容姿端麗と完璧なのだ。
私と違って、モテる。
って、なんか余計なことまでしゃべってるし;
夏希「そんなことよりさ、なんか先生来るの遅くない?」
真奈「転校生だって!!!」
夏希「えっっ、そうなんだ!!!!可愛いのかなー。気になる~。」
そんなことを話していると、先生が来た。
みんな、一斉に席に着く。
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