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ぼくは自分の車で国道20号線を東京方面へ向かって走っていました。
今日はいささか飲みすぎたと感じていました。
ヘッドライトで照らされたアスファルトがゆらゆらと揺れているように感じるのです。
そんなぼけた視界の中で、ぼくは今日の出来事を思い返していました。
今日同僚の岡田から突然合コンに誘われて、飲みに行ったのです。
岡田とはそれほど仲の良いわけでもなかったのに、突然誘われたものですから少々訝しんでいたのですが、(実際には来る予定だった友達が急にキャンセルしたからということでした)居酒屋に来た女の子が二人ともとてもきれいな子たちだったゆえ、ものすごくテンションが上がってしまったぼくは、気が付けば普段飲みつけない酒をそうとうに飲んでいました。
一人の女の子とメアドを交換して、次に二人で会う約束を取り付けてぼくは有頂天でした。
ビールにして2リットルくらい飲んだでしょうか。
岡田は代行で帰った方がいいと勧めてくれていたのですが、ぼくのアパートは国道を通って一本道でしたしたので、大丈夫と答えてそのまま車に乗って帰ることにしたのです。
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