0人が本棚に入れています
本棚に追加
………
………………
「え…?」
龍の声が聞こえる
まぁ仕方なかろう
目の前のトラックが急に消えたのだからな
「ふぅ、危なかったな」
龍と詩音の視線がこっちを向く
「え?え?」
…頭の上に?マークが見えるな
私はトラックと共に地上から5メートル離れた空中にいる
トラックのタイヤだけがすごい勢いで回っていてうるさいな
とりあえずトラックを降ろして運転席側の窓がらすを割り運転手の胸倉を掴む
のんきに寝やがって…
「ん……わっ!?なんだアンタ!」
運転手が開口一番に騒ぐ
……イラッ
「お前は……ちょっと反省せい」
私は右手の小指に少量の魔力を込める
…下級魔法だが久々の魔法だな
最初のコメントを投稿しよう!