壱:鳥居のムコウ
10/13
読書設定
目次
前へ
/
13ページ
次へ
――シャン シャン シャン シャン―― 心臓に合わせるように、どんどん早くなりながら音が鳴り響く。 どこかに落とされるような静寂の中に綺麗な音だけが木霊する。 正体はわからなかった。 でも、危険だと体全体で思う。 これ以上はだめだって。 一歩後ろに踏み出す。 背を向けて逃げるのが恐かった。 もう一歩踏み出す。 ――ヒュン と風を切る音がすぐそばで聞こえた。
/
13ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!