壱:鳥居のムコウ
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――シャン どこからともなく音が聞こえた。遠くではあるが、確かに鳴った。 目に映るのは鮮やかな紅。 黄昏時の暗い夕焼け空に映える鳥居がいくつも並んでいる。 ――シャン また、綺麗な音。 猫はこちらに背を向けて一番初めの鳥居の前で座っている。 誰かを待っているようだ。 ここには私しかいない。 ぞわりと寒気がした。
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