カルタ

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が、まだ終わらない。 腕を潰した程度では、終わらない。 七人が七人、その光景を目の当たりにし、仲良く顔面蒼白しているところに、追撃の、最後の駆動である。 潰れた腕の先端、つまりは手、そこだけは無傷で、帰り血や引き裂かれた肉や皮、骨で黒々としてはいたものの、それが追撃の駆動の原点となる。 自分の腕を確認し、装着してあったように、男のそれにもしっかりと、それは、千枚通しは装着してあった。 そして。 機械の駆動によって潰れた腕の方へと針の山を向けられたその千枚通しを、手首から上ごと、繋がっているのか、はたまた繋がっていないのか分からない手の平ごと、回転しながら肩の奥へと突っ込まれ、ねじ込まれ、更に肉片を飛ばし、骨を砕き、巻き込んで、血飛沫を生んで。 ある程度進んだところで、機械の重量に耐えきれず、潰れ、捻れ、千切れ、擦られ、あってないような腕ごと、ゴトリと、落ちた。 同時に、男も。 腕を、追うように。 膝から崩れるように、倒れ込む。 男の身体も、僅かながら小刻みに痙攣し、腕を文字通り破壊した機械も、まだ駆動しているようで、キュルキュルと小さな音を立てながら、小刻みに震えているのだった。
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