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フリックたちは最上階へ着いた。
しかし、一歩遅かった。
ゴゴー…………ーシュ~…[何だよ⁉このでかさ]
[驚いたか]
サイクロプスの上にリアという男が浮いていた。
[残念だな⁉もうサイクロプスは召喚し終わった。]
[待て⁉これをどうやって倒すんだよ💢]
[ま~⁉頑張れ。じゃあな]リアは消えた。もちろん黒い影も消えた。
[ちっくしょ~💢どうすればいんだよ💢]
こんなところで考えられない………
マジ⁉ピンチ?……
サイクロプスはこっちに気ずいたのか、両手を挙げおもいっきり手を地面に叩きつけた。
それは地震にもなった。
[うわ⁉こいつ…クソ…]
地震で立てなかった。
[グガーーー⁉]
サイクロプスはどうやら興奮しているようだ。
このままでは死んでしまう…………
そしてサイクロプスの手がフリックの方へ向かってきた。
バシッ――――――ン⁉
[うわ――――っ⁉]
幸い壁にぶつかった。
あれを食らったらヤバイ…フリックはそう思った。
[クッ…………………]
だがフリックは意識を失いかけ、立てなかった。
しかしサイクロプスは容赦なくこちらへ向かってくる。
額からビームが出てくるところだった。
[ん?……………あの額。]フリックはそう考えながら無理やり立ち逃げた。
ビームをよけ、サイクロプスの背後に回り、サイクロプスを観察した。
[やっぱあいつ……額が苦手なのか⁉]
[何で分かるのよ?]
ウンディーネが聞いた。
[あいつ……ビームを出し終わったときすぐに額のところを手で抑えてたし、もしかしたら⁉]
[そんな⁉あてずっぽでいいの⁉]
[今はやるしかない⁉]
サイクロプスはフリックの方へまた向かってきた。
[今だ⁉]
[無理よ⁉]
ウンディーネが叫んだ。
他の精霊も心配した。
[ガーーーーーーーー]
サイクロプスはあわてて手でフリックをはらったが当たらない。
[いっけーーーー💢]
グサッ………………
見事フリックの剣がサイクロプスの額に刺さった
パリ―ン……………
[えっ???]
だがあまりにも額が固く、剣が刺さる前に折れてしまった。
[[フリックー―⁉]]
精霊たちが一声に叫んだ。
[フガーー…💢]
パシーー…………ン…
フリックは飛ばされた
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