第一章

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[うわぁぁぁ~……………]フリックはマナの村の方へ吹っ飛んでいった。 タンブルはそれを見ると上に何かがいるのかがわかった。 サイクロプスは誰もいないのを確認し、両手を挙げ地面に叩きつけた。 何回も 何回も こうしてマナの塔にはだんだんヒビが入り、崩れかけた。 ダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダンダン……………………………… [キャー…] タンブルは大きな音でビックリ。耳を塞いだ。 [うわぁぁぁ~~] ドンガラシャ~ン⁉…… フリックはマナの村の民家に突撃した。 [いった💧ちくしょう💢あのサイクロプス絶対に許さない💢] [フリック⁉………] 聞き覚えがあった。 [村長⁉⁉何でここに?] [何でって……ここはマナの村ですよ⁉タンブルはどうしたのですか] [あ⁉あいつまだマナの塔の地下にいるかも] [地下ですか⁉] 村長はビックリした。 [一体何が起きてるんですか?] 村長はフリックに聞いた。 [実は魔物はリアっていう奴が召喚したんだ⁉そいつがいきなり魔物を消してくれたかわりにサイクロプスを召喚したんだよ⁉何か倒せる方法ない⁉] [この矢を持っていきなさい。] 村長は一本の矢をフリックに渡した。 [これは?] [ダイヤモンドの矢です] [だから一本しかないんだな⁉] [でも威力はあります⁉これはどんなに強い魔物でも一撃です] [なっ……本当か⁉] [ただし、一発かぎりです] […………………わかった。これをタンブルに渡せばいんだな] [貴方でも構いませんよ⁉] [俺でも、射てる?] フリックは悩んだ。 [村長⁉俺が打ち倒す。] [⁉⁉⁉] [行ってくる。今度は絶対に勝つから⁉] [………………分かりました。頑張ってくださいね] [よし⁉………] フリックは村長の家のドアをバンッと開け、マナの塔へ向かった。 [いってきま~す] [大丈夫だろうか?] 村長はそう思った
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