第一章

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[今、マナの塔が大変なのじゃ…] やには小さく、はっきりと言った [マナの塔が…どうゆうことです?] モティは聞き返す [さーな⁉わしでもここまでやな…自分で見に行けばいいべ]ゆっくり茶をすすって言った。 [マナの塔…ですか…] 家で留守番を頼まれた二人だが、どうやら午後になっても村長は帰ってこず、精霊で遊んでいた。 [おい⁉サラマンダーまてよ⁉何故逃げるんだよ💢][お前その武器でオレと勝負しようとしてるだろが💢] [別にいいだろ⁉あっ⁉] サラマンダーは外に出て逃げてった。 [畜生💢飛ぶなんてずるいし💢] ガチャ…………………… [ただいま💧] ドアの方を見るとそこにはターバンを巻いた人、村長がいた。 [村長⁉遅かったよ💧] [そんちょう⁉] 二人は村長に近づき話しをした。 [ポップ、もう帰りなさい。] [うん⁉] ポップはすぐ家を出て自分の家に帰った […フリック……] [何だよ村長⁉] [……いや、また明日来てくれ] [?わかったよ] フリックも家を出て帰った。 [どうするのですか?モティさん] 隣から月の精霊、ルナが聞いてきた [ルナ、ちょっと皆を呼んでくれ…] [わかりました。では少々お時間をもらいます……]スッ……… ルナの姿は消え、一瞬で8種族の精霊を呼んだ。 火・水・土・風・月・樹・光・闇の精霊がモティと話し合った。 [マナの塔が危ない?何だよ💢村長そんな嘘を言うためにわざわざ呼んだのかよ?]火の精霊サラマンダーが言った。 [サラマンダー…貴様、少しは本気で考えてみろ] 闇の精シェイドが言う。 [うるせい💢このナルシストが💢こんな嘘信じるか][黙りなさ~い💢あんたら、こんなところで喧嘩するならよそでやりなさい💢]水の精ウンディーネが言う。 [三人とも、静かに、夜は短いのです。今はマナの塔について話し合うはずですよ]モティが言った。 [なんだよ💢……] [サラマンダー?少しは協力しましょ?]樹の精ドリアードは言う。 そしてようやく話が終わった。約三時間 [では……………の塔………く者は………………クと……ブルで……] モティが言うと8種族皆は頷き、自分の居場所へ帰った。
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