1人が本棚に入れています
本棚に追加
マナの塔は約6階建てである。
そのうちフリックたちは3階に到達したばかりだった。
[フリック………]
[何?シェイド]
あの無口なシェイドがフリックに話かけた。
[あの男……只者ではないようだな…何か関係があるかもしれん]
[何であいつのこと気にするんだ?]
[あの男、聖剣と言っていたのだ]
フリックは思わず頭に?を掲げるところだった。
[どういう意味だ?だいたい聖剣って何だよ?]
[あなたはまだ知らなくてもいいわ]
ウンディーネが突っ込む
[何だよそれ]
ひたすらのぼった。どこまでのぼったのか、自分でもわからなかった。…………………………………………ひたすら上を目指していた。サイクロプスを倒すために目指している
俺のせいでマナの塔が無くなってしまう…………
それが怖かった
そのころタンブルたちは、マナの塔の地下の出口に着いたが辺りはお墓だらけだった。
[キャー⁉何でこんなところにお墓があるわけ?]
[……………わからないわ]ルナも頭を傾げた。
[ま。いいわ。はやくフリックの所に行かないと]
そう言ってマナの塔の入り口に着いたが
開かない。
中から鍵が掛かってた
[嘘⁉嘘でしょ?]
[…開かないね…]
[どうすればいいのよ]
[……………さぁ?]
ゴゴー……………ー………
[何?今何か上で起こったわよ?]
[何でしょうか?]
[わからないわ]
[まさか⁉⁉フリックだわ][そうかしら?]
[きっとそうよ。フリックよ⁉]
[………………………]
ルナは黙り出した。
最初のコメントを投稿しよう!