☆序章☆

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不細工な姿の ピザを食べる醒治と母。 宅配員が驚いた拍子に ピザを落としてしまったのである。 代わりを持ってくると 言われたが、大事なのは 見た目より腹を満たすこと。 こちらにも責任はあるので、丁重に断って今に至る。 「「………」」 二人共食べ始めると、一言も喋らないタイプなので静かな食卓だ。 そして10分後 二人はお父さんの分を 残して、食べ終わった。 「ごちそうさまー、風呂入ってくるね」 「あいよー」 醒治が言うと、母は食器を洗いながら答えた。 そして醒治は風呂に入り、出てきたところで玄関のドアが開く音がした。 「ただいまー」 醒治のお父さんだ。
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