☆序章☆

6/10
前へ
/10ページ
次へ
「おかえりー」 醒治がタオルで髪を乾かしながら、洗面所から顔を出してお父さんに言った。 「おぉ、ただいまー」 お父さんが笑顔で答える。 そして醒治はまた、洗面所で髪を乾かし始める。 髪を乾かし終え、リビングの両親に挨拶をして、2階の自室へ上がる醒治。 ガチャッ バタン カチッ ドアを開けて、部屋の電気をつける。 醒治の部屋はベッドにテレビに勉強机、音楽スピーカー等がある、ごく普通の高校生の部屋である。 醒治はとりあえず暑いので、クーラーを点けて、テレビを見ることにした。 現在の時間は21:30。 醒治は結局、お笑い番組にチャンネルをとめた。
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加