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テレビを点けて
10分程たった頃…
「ふぁ~」
醒治は猛烈な睡魔に襲われていた。
まだ早い時間なので
寝るのは勿体なく
思えて必死に抵抗した。
しかし、間もなく醒治は眠りに落ちた。
______________
夢の中で、醒治は真っ白な空間にいた。
「あれ…確か俺、猛烈な睡魔に襲われて…じゃあここは、夢の中だよな…」
醒治は、はっきり夢だとわかる事とこの真っ白な空間を不思議に思った。
「夢の中なのに、現実の世界と同じ感覚だ」
そう言うと、右手を開いたり閉じたりしてみた。
『おい、醒治』
突如、低い男の声が聞こえた。
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