☆序章☆

7/10
前へ
/10ページ
次へ
テレビを点けて 10分程たった頃… 「ふぁ~」 醒治は猛烈な睡魔に襲われていた。 まだ早い時間なので 寝るのは勿体なく 思えて必死に抵抗した。 しかし、間もなく醒治は眠りに落ちた。 ______________ 夢の中で、醒治は真っ白な空間にいた。 「あれ…確か俺、猛烈な睡魔に襲われて…じゃあここは、夢の中だよな…」 醒治は、はっきり夢だとわかる事とこの真っ白な空間を不思議に思った。 「夢の中なのに、現実の世界と同じ感覚だ」 そう言うと、右手を開いたり閉じたりしてみた。 『おい、醒治』 突如、低い男の声が聞こえた。
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加