激突 食欲のグラトニー!

2/10
前へ
/206ページ
次へ
「風よ」 風の刃がグラトニーを切り裂くために暴れ狂う。それがグラトニーの腕を切り離す。 が、もう片方の腕で刀を投げつける。 それを俺はよける。 「後ろ、がら空きですよ」 振り向く前に刀を後ろにまわす。 間一髪、なんとか受け止めた。 そこには、腕がきっちりついたグラトニーがいた。 「何でお前が」 「私が答えるとでも?」 距離をとりつつグラトニーは笑う。 ったく、思考が読めないし、俺の苦手なタイプだ。 「まあいいや、ぶっ倒しながらかんがえればいいよな」
/206ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22人が本棚に入れています
本棚に追加