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剣と刀はぶつかり合い、火花を散らした。
グラトニーは刀をなげつけてそこにグラトニーがワープする。
俺はそれに翻弄されるばかりだった。
「(なら、刀自体をおるしかない)炎よ」
手の平大の火の玉がいくつもグラトニーに降り注いだ。
それをはじく。
はじく隙をついて懐に入る。
「しまった!」
刀が手元から離れれば人間のほうはきえるはず。刀を吹き飛ばし、その刀を折る!
「…なんてね、雷よ」
背後に激痛が走る。
思わず膝をつく。
グラトニーは歩いて刀を掴む。
「刀が存在するなら、私はどんなときも存在できる」
刀を首に突きつける。
「これで終わりですよ」
背中に激痛が上書きされて、意識がもやになった。
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