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「だってどうする?」
「あいつかっこいいな、欲しいわ」
「お姉ちゃん、レンさんは私のなの、そして私はレンさんの(ピー)なの!」
「誰から行く?」
そりゃ一人ずつだよな?燃えないし。
「もう全員でぶっころで良くない?」
「まあ俺ら悪魔だし」
そして5人が武器をもって突っ込んできた。
弓を引き絞り、刀を持った男を狙う。
この矢には力を込めている、退魔という力だ。
それを男は紙一重でかわす。
「スロウス、お前何してんだ!」
「だって5人いたら十分じゃん、面倒くさい」
高校生くらいの男がだるそうにいう。
「ざけんな、殺すぞ!」
「んなこと言われても俺は」
あ、退魔の矢が当たった。
男は光り輝き、胸に穴を開けて倒れた。
「嘘だろ、不意打ちだとはいえ、スロウスを倒した!?」
「くそ、一度退くぞ、態勢を立て直す!」
スーツ姿の女性が叫ぶと、全員が後退し、変態のロープを切り裂き、地面へにげていった。
「レンさん、また来ますね!」
少女の声を最後に、全員が消えた。
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